2009年10月23日
売るためには、演出が大事

焼豚P 高松に打ち合わせで帰ったついでに、
建築会社に勤めていた若者が、
会社を辞め、
『焼き豚の販売をして大成功している』
というお店に行ってきました。
 

建築会社からの転身  この『焼き豚P』さんは、よくテレビの特集で放映されています。
建築会社の社長と一緒に視察です。

今、建築土木の会社は仕事が激減しています。
ピークに比べて、40パーセントほど売り上げが
日本全体で落ちているようです。
たぶん、このままではますます落ちていくのではないでしょうかー。

国は、建築労働者を林業農業に振り返る政策を取っているようですが、
そんな儲からないものに入っていっても、なかなか食べることはできないでしょうー。
それでは、福祉か・・・。それもちがうような気がします。
福祉に関しては、ある程度ロボットが介護する時代がくるように感じます。
ほとんどの会社が、「次に何をしようか」と悩んでいます。
甘辛味
この『焼き豚』の販売所は、香川県の中でも、
ものすごくへんぴな場所にあります。
田舎でも大通りにも面してません。
たどり着くのがやっとの場所です。通り過ぎてしまうかという程です。
ここには、食べる場所はありません。

ニコニコした兄ちゃんが、
「神戸から来られたんですか・・・。ありがとうございます。どうぞ選んでください」と・・・。
250グラムぐらいで1700円ほどです。
「ちょっと高いなあー。それでも美味しかったらいいか・・・。」
会社で切ってみて、ぱくりと食べると、うん美味しい・・・。甘辛系ですねー。

ケーキの袋みたい味もそうですが、『焼き豚P』さんの
”販売戦略”とか”演出方法”がうまいです。
マスコミを巧く利用していますねー。
箱とか袋のデザインも、工夫が一杯です。
ケーキを買う時の袋のようです。

     ただ美味しいだけでは、売れません。
                         売るための演出が重要です。

”売るための演出”と”建築会社からの転進”という今旬の話題とマッチして、
物語性もあり、勉強になるところが一杯でした。

焼豚PさんのHPはこちら>>