2009年02月27日
売れないのは訳がある・・・

090227_01.jpg 先日、高松に出張してました。

うーん、どこも不景気ですねー。

特に、

建築と不動産は、最悪の状態です。






 

景気が悪くなって土地が下がりだしたら、
ますます買わなくなる。
そして、不動産屋さんの案件を見ていると
どれも仕方なく、売り手の人に頼まれて載せている案件の多いこと・・・。

だいたい、売れないからショールームにベタベタ紙を貼り付けて案内しているのです。
9割以上興味を沸かない物件ばかりです。

本当に売れる案件は、業者間やお得意さんに情報が流れて売れています。

不動産屋さんの販売方法は、これから『会員制』がいいと思います。

ある一定の人にだけ情報を流す仕組みです。
本当にいい情報だけを少しずつ流すのです。
そして、悪いところもすべて書いてレポートして送るのです。

どこもいいことばかり書いています。
最初から悪いところを書いているほうが良心的だと思うのですが・・・。

この案件は、非常に駅から遠いです。そして、築年数も20年です。
ひょっとしたら耐震対策で引っかかるかもしれません。
その代わり他の同様な物件に比べて3割も安いです。

若いときは、足も元気なのだしちょっとぐらい健康のために歩かれてはどうですか・・・。
もともと安いので、次回売るときの差は少ないと思います・・・。

どうですか、ちょっとのぞいてみようかと思うでしょー。

私どもは、今オークションで物を売っています。

その時、

‘必ず悪いところもきっちり書く’‘傷がついているのがあれば正直に書く’

これが『信用度がアップする』のです。

売れないのは、昔ながらのやり方をしているから売れない。